最近、背の高い人と背の低い人の差が
大きくなったような気がしませんか?
テレビで見かけるアイドルや芸能人の
スタイルの良いこと…。
しかし、それに伴い若者の低身長化も
ささやかれているんです。
その原因についてまとめました。
原因は低出生体重児の増加
国立成育医療センターによると1980年代以降、
成人の平均身長は男女ともに低下しており、
その原因は出生時に2500gに満たない
低出生体重児の増加によるとの見解を示しています。
また、低出生体重児は身長が低くなりやすいと
海外でも言われているそうです。
妊娠時の母親の歯周病との関係は?
妊娠中の歯周病
妊娠中には免疫力が下がり、
何かと身体に異変が起きやすくなるのは
ご存じですか?
歯周病もその一つで、「ホルモンバランスの変化」、
または「不規則な食生活」などによって
歯周病・妊娠性歯肉炎を引き起こしやすくなります。
その影響は
通常、出産が近くなると、プロスタグランジンという物質が子宮で分泌されることによって、分娩が始まりあす。しかし、歯周病により炎症が広がると、それを抑えようとしてプロスタグランジンが作られてしまうため、分娩時と同じように子宮の収縮が促されて、早産が引き起こされてしまうのです。
妊娠中の歯周病(妊娠性歯肉炎)の胎児への影響と予防法 ストローマンパートナーズ (straumannpartners.jp)
赤ちゃんがお腹の中で成長している途中に
お腹の張りが頻繁に起こってしまうと、
低体重のまま分娩が始まってしまうリスクがあり、
歯周病が低出生体重児の一番多い原因とも言われているのです。
歯周病は他のリスクも引き起こす
さらに歯周病は進行すると、
細菌が血管に入り、様々な病気を引き起こすだけでなく、
糖尿病の原因であることも多いのだとか。
糖尿病もまた、胎児の発育不全などの影響があると
言われているため、気を付けたいところです。
歯周病の予防
つわりが特にひどい方は歯磨きが辛いと思います。
- 歯磨きが出来ないときはできるだけうがいをする
- 出来るときにしっかり歯磨きをする
- またキシリトールガムを噛む
- 安定期には歯医者で健診を受ける
- 放置しない
など、普段よりも気にかけることで
少しはリスクが違ってくるかと思います。
さいごに
私も妊娠中のトラブルが多く、
精神的にもやられる日々が多々ありました。
なんなら、産後の歯科検診で
歯周病予備軍となり、
現在も必死に気を付けている最中です。
妊娠中の方だけでなく、
パートナーの方や、これから妊娠される可能性がある方も
事前に知識があるだけで
今後の動きが変わってくると思います。
出産を控えている方ができるだけ
産後までリスクのない生活を送れますように。